デロンギのコンベクションオーブンを買ってみた!
私が今回、購入をしたのは、デロンギの スフォルナトゥット コンベクションオーブン(EO12562J)です。
以下の商品です。
15年使用していたオーブン機能つき電子レンジが古くなったことで、ついに買い替えを検討することになりました。
電子レンジにオーブン機能がついていると、ヒーターに気づかぬ汚れが付着し、焦げてなかなか取れなくなりがちです。
熱を発生させる家電であるので、長く使用し続けるのは危険。電子レンジと、オーブントースターは、一体型ではない方がが良いかもしれません。
この記事では、電気式のコンベクションオーブンスフォルナトゥット コンベクションオーブンを選んで良いと思った所と、実際にパン焼きや、チキンやケーキを焼くのにオーブンを使用してみたレビューを記載していきます。
コンベクションオーブンって、何?
コンベクションとは、「熱の対流」のことを言います。
ヒーターが放熱する熱を、オーブン内のファンによって、熱風対流を起こし、じっくりと火を通すのがコンベクションオーブンです。
普通のオーブンとは異なり、熱を対流させることで、油を使わない揚げ物など料理の幅を広げることが出来ます。
コンベクションオーブンを比較してみる
私が各社のコンベクションオーブンを比較して、スフォルナトゥットを購入した理由は、以下です。
1. メーカーの信頼性は大事。
デロンギ社は、世界に販売拠点を持つイタリアの老舗家電メーカーです。構造も含め、信用度が高いです。
2. ノンフライオーブン機能は使ってみたい。
スフォルナトゥットには、ノンフライオーブン機能も備わっています。
3. パンやケーキ、お菓子も作りたい。
デロンギ社の製品には、ホームページにも、パンやケーキなどのレシピが載っていて、本格的なオーブン調理全般を考えられています。
(他の電気式コンベクションオーブンの説明には、パンやケーキなどを作れるとは、はっきりとは書いていないものも多い。)
4. デザインや、音もこだわっている方が良い。
丸く、存在感がありながら、シンプルなデザインはキッチン全体との調和が取れます。音は、焼き上がりに「チーン」というアナログなベルの音がします。
5. 置けるスペースが限られているので、コンパクトなものが良い。
電子レンジラックなどに置く場合、気をつけないといけないのは、上下左右のスペースです。特にオーブンの上部は、高温となるので、必要なスペースを空けなくてはならないに注意が必要です。前もって、置く場所についても考えておいたほうが良いでしょう。
デロンギの スフォルナトゥット コンベクションオーブン(EO12562J)は、オーブンのサイズが、490x240x365mm(幅x高さx奥行)。オーブンの中では、特に高さがコンパクトな機種となっています。
6. 「毎日の小さな家事・掃除が楽な家電」が欲しい!!
オーブンを使用したら、必ず、汚れがつくものです。
パンを焼いても、その度にパンくずが落ちます。
しかし、見えずらいオーブンの庫内を、ふきんなどで拭いて掃除するのは、結構ストレスになりませんか?
こまめに掃除をする作業は、積もり積もると大きな時間になっていきます。
パンくずトレイがついていて掃除が楽なオーブン!
そこで、「掃除が楽」なオーブンは何か?と考えたところ、ズバリ、丸洗いの出来るくず受けトレイがついていることです。
ここが地味にポイントが高いです。
EO12562Jの付属品を並べてみました。以下の通りになります。
左上:ワイヤーラック(ピザなどを焼くことができる大き目のラックです。)
左下:ピザストーン(本格的なストーンです。)
右上:くず受けトレイ!!(使用時はオーブン庫内底部に設置・簡単に取り外しして丸洗いできます)
右下:ワイヤーラックと一緒に使用するオイルプレート(トレイを使用する際は、ワイヤーラックにはめ込むか、ワイヤーラックの上におきます。)
この他に、レシピ集の冊子(COOK BOOK)もついています。
このような、取り外しの出来るくず受けトレイは、パンくずなどは、さっと払えますし、しつこい油汚れなどが付着しても、スポンジに洗剤をつけて丸洗い出来るのが便利です。
また、オイルプレートも、エナメル加工で、しっかりとした作りです。水を張って使用すれば、油汚れを簡単に落とすことができます。
トレイやラックの引き出し用の取っ手は付属していませんが、手持ちのトング、ミトンや軍手でも、トレイは軽く引き出すことができますよ。
デロンギのコンベクションオーブンでパンを焼いてみた。
デロンギのホームページには、パンやケーキ、お菓子などのレシピがたくさん載っています。色々と作ることが出来ると、生活の楽しみが増えますね。
いざ、パンを焼いてみました!!
今回は、オーマイの「パン用強力粉 ゴールデンヨット」と「ふっくらパン ドライイースト」を使用。
この強力粉を使用してシンプルなパンを作ってみます。
最初の段階では、パン捏ね機能のついたフードプロセッサーを使用します。
パン捏ねの最終仕上げには、手で捏ね直す必要がありますが、力のかかる作業を大分軽減できます。
使用したフードプロセッサーは、パナソニック製の「MK-K61-W」です。
発酵は、50度くらいのお湯を張った湯煎で対応します。
パンを焼いてみます。(待つことしばし)
焼けました!!慣れていないので心配しましたが、そこそこな焼き加減。
断面もふっくらです。高級パン屋さんで購入したような質感です。(柔らかかったので、割る時に少し潰してしまいました)
パン焼き初心者ですが、問題なく焼くことができました。
トースター機能や、ノンフライオーブン機能、ピザ焼き、ケーキの仕上がりはどう?
トースター機能について
問題なく美味しく焼けます。
スチーム機能はありませんが、代わりに、私は、市販の珪藻土トースター用スチーマーと一緒に使っています。
可愛いメロンパンのようなスチーマーに水を吸わせ、オーブンの中に一緒に入れると、パンは中がふんわり、揚げ物の温め直しもカラッと仕上がります。
ノンフライオーブン機能について
油を使わないで、鶏モモ肉のオーブン焼きがとても美味しく焼けました。鶏肉自体の油が落ち、皮がカリカリになるのは、コンベククションオーブンならではで、感動です。
同じく焼き豚やノンフライの唐揚げの調理でも、油が落ちても、旨味が残り、すっきりと仕上がりましたよ。
他の料理にも使える!
水分や油を吸収してくれるピサストーンのサイズは、直径29.5cmです。やや大きなサイズのピザを焼けます。
こちらは、具材によりますが、20分程度で焼くことができます。手作りピザもとても楽しいです!
他にも、チーズケーキや、マドレーヌも焼いてみましたが、今の所失敗なしです。
今後も、色々な料理に挑戦して、オーブンを使いこなしていきたいです!