
関東の日帰りで行ける初心者にもおすすめの山の一つに、群馬県の富岡アルプス(神成山・神成山九連峰)があります。
車も電車でもアクセス出来て、数時間で登ることが出来るので便利です。
「日本一きれいなハイキングコース」と言われるだけあって、綺麗に管理されている山です。
本記事では後ほど、富岡アルプスのハイキングコースの紹介をします。
道中には、以下のようなザレ場(細かい石や砂が多い場所)が多く、崖もあるため、転倒などには十分注意です。

手軽に登ることが出来ますが、岩場でも滑らないトレッキングシューズや手袋などの基本的な装備は必ず欲しいです。
こちらは登山靴入門編におすすめな、2025年春に発売された「セイバー シックス ローアウトドライ」です。
[Columbia]セイバー シックス ロー アウトドライ – コロンビアスポーツウェア 公式サイト(PR)
コロンビア・セイバー トレッキングシューズを履いてみた感想は?

登山初心者の私も実際このセイバーを履いて登りしました。
2025年春発売のセイバー・シックスの一つ前のモデルで、セイバー・ファイブ・シリーズでローカットを選択。色は自分の持ち物に合わせてカーキです。
価格も入門編として手頃です。用途は主に低山ハイキングです。
基本的性能
長く続いているシリーズということで、耐久性は十分です。岩に足をぶつけても大丈夫。防水性・砂が入りにくいなどの基本的性能もしっかりした靴です。
サイズ感
1回目に履いて実際のハイキングに出かけたところ、ちょっと靴がきついかな?という感覚がありました。
つま先や、甲の部分など痛くなり、靴紐を何度も結び直し調整・・。
その原因は、履いていた普通の靴下だったようです(汗)。次の登山では、靴下をよりクッション製の高い厚い登山用のものに変えたら、足の痛みは、無くなりました!
トレッキングシューズによる足の痛みは、厚めの登山用靴下に変更することで解決できるかもしれません。事前に履き慣らすことも大事ですね。
山での使用感
十分にグリップ力があり、快適な登山が出来ます。岩場も楽です。
砂や、枯れ葉が多く堆積しているような場所以外では、ほぼ滑ることはありませんでした!
平地での使用感
靴下で調整すれば、長時間歩くことも出来そうです。ただ走るのには、すこし重いです。
デザイン性
キャンプなどのカジュアルな使用シーンでも対応出来るデザインです。
形は、ノーマルサイズとワイドサイズ、ミッドカットとローカットの種類があり、必要に応じて選択できます。
登山入門におすすめの富岡アルプスを歩いてみる
出発地の宮崎公園です。
中央にはしののめ堂という市民のための建物(中には入れません)

宮崎公園は、電車の場合は、高崎駅から51分 上信電鉄 神農原駅を降り、さらに15分ほど歩く所あります。車の場合は駐車場がこの公園に隣接しています。

山は九つの峰から成り立ちます。
神成山の標高は321m。麓での標高は200m位なのでそれほど高くはありません。九つに連なる峰を渡るアップダウンのあるコースです。

公園内には、屋根付きのベンチもあるので、一旦小休憩です。
おにぎりは高崎駅内にある「かわばんち 高崎駅店」で購入。

公園の中には、1527年に建てられた旧茂木家住宅があり、見学もできます。
この公園から出発し、のんびりと歩き始めます。

中学校の裏道を通らせてもらいます。
冬は見晴しが良いです。山に入ると、小高い峰の上を歩いて行きます。
冬は開けていているので、山の影になることが少なく、基本的に晴れていれば明るい道です。

民家が立ち並んでいるのが見えるというところは、安心感があります。
鏑川の対岸・向かい側にも山が立ち並びます。

時々電車が通るのが見えます。音も聞こえてきます。
低山なのに、とても見晴らしが良いのはまさに穴場です。

ハイキングコース各所には、色々な見どころとなるポイントもあります。
石碑・神成城跡・ミニ自然博物館など…。
アップダウンを経て、山カフェ ドローム につきました。

カフェのメニュー看板にはこのように書かれていました。
美味しい空気 ¥0
いい景色 ¥0
のみもの持ち込み ¥0
ありがたくコーヒー休憩をさせてもらいます。
ちなみに私のマグボトルはこちらです。
内部の特殊なテフロン加工により、金属味がしないところが良いです。

新堀神社の脇から下山し、南蛇井駅から戻ることもできますが、もう一箇所寄りたいところがあります。
古代蓮の里(蓮の季節は夏頃ですね)を横目に歩き、宮崎公園方面に折り返します。
宇藝神社です。歴史を感じるパワースポットですね。

今回登ったのは冬の終わりでしたが、花の咲く季節や初夏や秋などなどにはまた違った景色を見せそうです。
ここでは、野生では珍しい、ニホンオキナグサ(日本翁草)が見られるそうです。
今度は、草花を探しにまた行ってみよう。