2014年4月

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物語の生まれる場所、青森で現代アートを探す旅 - その1
【青森県立美術館と青森港周辺散歩】

十和田市現代美術館

2020年4月11日には、弘前市にある、吉野町煉瓦倉庫を改修し、弘前れんが倉庫美術館がオープンします。

さらに、2021年には、八戸市美術館を改修した、八戸市新美術館(仮)のオープンが予定されており、青森県は、現代アートの美術館が数多く集まる場所となります。

また、青森は、旅をするのにも大変オススメの穴場です。食べ物も美味しく、景色も良く、
比較的、観光客で混み合う事はないので、一つ一つの場所を、ゆったりと行動できます。
そこで、2泊3日で巡ることが出来る、青森のおすすめ現代アートスポットの旅を、紹介します。

青森県立美術館で、現代美術の物語に触れる。

青森県立美術館の外観
青森県立美術館とその周りのお堀

旅の1日目は、新青森駅からスタートし、青森県立美術館へ向かいます。新青森駅までは、例えば、東京駅から東北新幹線を利用すると、3時間位で到着します。
寝ている間に移動が出来る、深夜運行の高速バスもオススメです。学割や直前割などで、新幹線よりもずっと安くなることがあります。

新青森駅から青森県立美術館へは、あおもりシャトルdeルートバス(ねぶたん号)を利用して向かいます。およそ10分です。

あおもりシャトルdeルートバス(ねぶたん号)は、新青森駅から青森駅を中心にした市内の観光スポットを循環するとても便利なバスです。

日中はおよそ、1時間に1本程度運行されています。

青森県立美術館は、「三内丸山遺跡」から着想を得たという、
大きな堀で構成された空間が、印象的な青木淳氏設計の建物です。
一つ一つの展示を建物の迷路の中を巡りながら、見ることが出来ます。

美術館内には、現代美術作家 奈良美智氏の作品の「あおもり犬」があります。

この日はたまたま、小雨が降っていました。

あおもり犬
あおもり犬 ©奈良美智

不思議と、泣いているように見えます。

その日の自然の状態と、鑑賞者の感じ方により、見え方が変わって来るようです。

青森県立美術館を鑑賞後は、先ほどのシャトルバスで、
こんどは、青森駅方面に向かいます。

シャトルバスの運行エリア内には、棟方志功記念館があります。

青森県立美術館でも、棟方志功の作品を見ることが出来ます。こちらの棟方志功記念館もアクセスをしやすい場所にあります。

棟方志功もまた、戦中、戦後の影響を作品に強く残した日本の作家の一人であり、その作品には、強く胸に打たれます。

青森駅周辺にて、ねぶたと海の見えるレストラン。

シャトルバスから、「アスパム前」にて下車し、三角の外観が印象的な、青森県観光物産館アスパム 14階に向かいます。

展望レストランはなぁふ」で海を眺めながら食事をとることにしました。

青森県観光物産館アスパム4階の展望レストラン
展望レストランでカレーを食べる

これだけ良い景色が見れて、ランチを食べる事が出来るのはとても贅沢ですね。ここでは、カレーを注文しました。

その外にある青い海公園では、青函連絡船が停泊する港の景色を眺めることが出来ます。風が冷たくて、少し涼しく感じる海辺は散歩をするのにも気持ちが良いです。

青森の港風景

次は、ねぶたの家、ワ・ラッセに向かいます。

こちらでは、過去から現代まで続き、たくさんの人の力で、伝承されている、
青森の民俗芸術にも触れることが出来ます。

ねぶたも、ぜひ、見ておきたい

ねぶたの家、ワ・ラッセは、力強い赤の柱が、海と空に映える独特な建築物です。
圧巻のスケールの大型ねぶたを見学できます。その迫力には、とても感動をしますよ。

1日目は、ここにて終了します。

次の記事では、八戸を経由して、青森公立大学国際芸術センター青森や、十和田市美術館を巡ります。

* ご注意 : 紹介している施設、展示期間、ルートや時刻などの情報は、事前によくお確かめください。バスルートに関しては、大きく遅延をすることもあります。

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