2017年5月

GWの立山黒部アルペンルートを混雑を避けて登る方法とは? 【長野から富山】山旅 - その1

立山黒部アルペンルート 大観峰より

立山黒部アルペンルートは、標高3000m級の山々からなる高山の観光ルートですが、登山に慣れていない人でも、ある方法で登ることが出来ることでおすすめです。

というのも、ほとんどの行程で、徒歩で登山道を歩く代わりに、ケーブルカーやトロリーバスなどの交通機関を利用することが出来ることが出来るのです。

長期休暇の人気期間でありましたが、事前に計画を立てる事で、混雑を避けて旅行をすることができました。

ゆっくりと、午前11時に扇沢駅から出発

立山黒部アルペンルートの玄関口、扇沢駅

扇沢駅までは、長野駅や信濃大町駅から特急バスや路線バスで向かうことが出来ます。

長野側から、立山黒部アルペンルートに入ります。

扇沢あたりでも、うっすらと雪が残る。

扇沢駅では、前もって考えていたよりも、並んでいる人が少ないという印象です。

今回は、混雑を避ける為に取った対策として、ゴールデンウィークの中の休日や祝日ではない日を選んで出発をし、扇沢駅を午前11時発と、比較的遅めの出発を選択しました。

多くの人は、1日を通してアルペンルートを楽しみたいので、出来るだけ朝早くから出発することが多いと思います。

そのため、アルペンルート途中にある山中の宿で一泊をすることで、出発時間を、ピーク時間帯から外してゆっくりと回ることが出来ます

1日でアルペンルートを通り抜けずに、途中の宿で一泊をするということで、大分、ゆったりとした旅を楽しむことが出来ます。

立山黒部アルペンルートのweb切符の予約方法と料金
2019年のおすすめツアー

アルペンルートには、道中の交通機関を利用するのためには、切符が必要です。事前に入手をしておく事ができる、前売り券のweb切符があります。

当日に購入もできますが、GWなどの人気のシーズンは、予約が埋まる前までに、切符の事前購入をするべきだと思います。

web切符は、立山黒部アルペンルートの公式サイトで、購入することができます。(ホテルの予約済みであることを伝えれば、当日でも購入することは出来るそうです。)

今回利用をしたのは、おとな 8290円 こども 4150円の扇沢駅から立山駅までの「通り抜けきっぷ」です。

発駅(扇沢駅)からの乗車時間のみ、指定となりますが、あとは、立山黒部アルペンルート内の交通機関に、この切符一枚で、5日間自由に乗り降り出来ます。

しかしながら、人気シーズンでは、行きたい時間のチケットや宿泊先の手配が難しくなります。

そこで、旅行会社のツアーを利用するのも一つの手です。

旅行会社のツアーの多くは、アルペンルートの切符も手配されていると同時に、予約の難しい宿も合わせて抑える事も出来るのが便利ですね。

最初からオススメのルートが組まれている為、面倒な予約や下調べ、事前計画の手間が省いて、旅を楽しむ事だけに専念できるメリットがありますよ。

関電トンネルトロリーバスに乗車

11:00に、トロリーバスを乗車。

真っ暗なトンネルの中を通り抜けます。このバスは、電車のように、架線から電気を得て、電動力で走っています。

トンネルを掘削した時の破砕帯の跡などをバスの中から見ることが出来ます。

黒部ダムに到着。黒部ダムレストハウスでダムカレーを食べる。

早速、メインの黒部ダムに到着しました。流石に、ピークを避ければ、人もまばらで落ち着きます。

黒部ダム展望台に登り、ダムを眺めます。展望台の中は、広い喫茶コーナーや、落ち着いた広さの休憩所があります。

ここで、持ってきたジャケットを一枚羽織り、身だしなみを整え、

黒部ダム展望台から下を望む

下に降り、今度は、ダムのえん堤から、ダム展望台を見上げます。

黒部ダム展望台。崖の上に建っているのが分かる。
黒部ダム展望台。崖の上に建っているのが分かる。

一回りし、ちょうどお昼の時間になったので、黒部ダムレストハウスにて、待望の・・・ダムカレー

レストハウス内は、休日はいつも満席とのことですが、タイミング良く、窓際の席が取れたました。

こちらの座席は、黒部ダム展望台の喫茶コーナーと比べると、少し間隔が狭いです。また、混雑もしています。

黒部ダムレストハウスのダムカレー
黒部ダムレストハウスのダムカレー

黒部湖の名物、ダムカレーは、ほうれん草ペーストの緑のカレーです。少しピリ辛で、ココナッツミルクも入っており、タイカレー風味ですが、食べやすい辛さです。

ダムの周辺を散策したら、次は、黒部湖駅に向かいます。

ここからは、黒部ケーブルカーに乗車します。

黒部ケーブルカーに乗車して、黒部平に向かう

黒部湖駅から、黒部ケーブルカーに乗車
黒部ケーブルカーは急斜面を登っていく

急斜面を登って行きます。ケーブルカーでたどり着いた先は、黒部平です。もうこちらでは雪がかなり積もっていました。

あたり一面、雲の中。残念ながら、この日は視界が悪く、白いもやの先には、何も見えませんでした。ありのままの高山の自然の姿を見ることができることも、貴重な体験。

黒部平からの風景。雲の中に居るようで、あたり一面真っ白。
黒部平からの風景。雲の中に居るようで、あたり一面真っ白

黒部平にも、売店や軽食の取れるレストランがあります。お土産品がたくさん揃ってます。

富山名物のしろえびポテトチップス。低い気圧でパンパンに膨らむ。

ここから、立山ロープウェイに乗り換えます。

立山ロープウェイに乗車する
立山ロープウェイに乗車する

立山ロープウェイに乗車 大観峰に向かう

着いた先は、大観峰です。空模様は刻々と変わって行き、次第に雲の隙間から、山々を見ることが出来ました。

大観峰から雲の隙間に望む山々
大観峰から雲の隙間に望む山々

大観峰からは、立山トンネルトロリーバスに乗車します。

立山トンネルトロリーバスに乗車 室堂駅に到着

着いた先は、室堂駅です。
ここが本日の終着点になります。

室堂駅。雪に埋まっており、屋根部分しか見えない。
GWの室堂駅。雪に埋まっており、屋根部分しか見えない。

室堂駅には、一息いれることが出来る休憩場や、レストランなども数多くあります。高山の上であるのに、ホテルも存在します。

駅のすぐ近くにある「立山自然保護センター」では、立山の雷鳥や、自然に関する展示を見ることが出来ます。

このセンターの案内の方からは、周辺の観光情報や、雷鳥の目撃情報なども、聞くことが出来ました。

今回宿泊をするのは、ここから徒歩30分の場所にある「雷鳥荘」です。駅近くのホテルと違い、位置的には、本当の雪山登山客向けの宿泊場所なので、道中の雪道や吹雪の中、遭難をしないように気を付けて、必ず日が落ちる前に向かいます。

今回の宿泊場所、雷鳥荘に向かう
今回の宿泊場所、雷鳥荘に向かう

テント泊の人々も沢山居ました。
この辺りには、クロスカントリー目的で訪れる人も多いようです。(しかし、すごい雪道・・・。)

雷鳥沢キャンプ場でテント泊をする人もいるよう
雷鳥沢キャンプ場でテント泊をする人もいる

雷鳥荘に到着 ここで一泊する

雷鳥荘に到着しました!

少し吹雪いている雪山の中を、ロープを頼りにただ黙々と進んできたので、手足がとても冷たい!

道に迷わなくて良かった!(汗)

中に入ると、暖炉を囲む暖かい休憩エリアがあります。ここには山の本を始め、色々な書籍も並んでいます。

あたたかいココアが美味しいです。

雷鳥荘で暖かいココアを飲む
雷鳥荘で暖かいココアを飲む

こちらも、朝晩と食事が出て、温泉(天然温泉)に入ることも出来る宿泊所です。建物自体は、山小屋というよりも、合宿所や、ホテルに近いイメージです。
このような山の上にあっても、トイレや洗面所が、整備され、清潔感があり、とても快適に過ごせました。

夜には、満点の星空を眺めることが出来ます。

二日目、雷鳥荘で朝を迎える

雷鳥荘に一泊し、外に出ると、朝には青空が見えていました。

雪山の中で朝を迎える雷鳥沢キャンプ場のテント
雪山の中で朝を迎える雷鳥沢キャンプ場のテント

所々、立ち入り禁止の場所から煙が噴き出しています。

地獄谷の向こうに日本海が見える
地獄谷の向こうには、日本海が見える

地獄谷と言われる場所です。温泉が噴き出しているのでしょうか?。

雪山の向こうには、青い日本海と空が見えます。

室堂駅から立山高原バスに乗車する

室堂駅からは、立山高原バスに乗り、一気に美女平まで下ります。

立山高原バスに乗車する。
立山高原バスに乗車する。

雪の大谷です。高さ20mくらいの雪の壁が両脇に迫ります。この道をぐんぐんと通り抜けます。

雪の大谷を一気に下る
雪の大谷を一気に下る

どこか、スリルがあって楽しいです。

雪の大谷 立山を後にする
雪の大谷 立山を後にする
だんだんと地上と海に近づいていく
だんだんと地上と海に近づいていく

美女平からは、立山ケーブルカーに乗車します。

9時50分に、立山駅に到着しました。

立山駅に到着。ゴールデンウィークは出発待ちの人で一杯

混雑をする立山駅
混雑をする立山駅

立山駅では、ここから出発をしようとする人が大勢集まっていました。

待ち時間が、180分と記載されていました。(午前10時)今から当日券で登ると、大変な足止めをくらいますね。
やはりタイミングが大事というところでしょうか・・・。

立山黒部アルペンルートに行くのに適した服装は?

ゴールデンウィーク中であっても、立山は雪です。冬の服装を携帯することをお勧めします。

GW時期の立山黒部 ・ オススメの服装

  • 雪の中でも、滑らないような、防水の登山用靴(山の上は雪の山道のため、靴は湿ります)
  • リュックに入れて携帯出来る、防水・防寒のフード付き上下ウェア(山の上では突然の雪や雨が降る場合も)
  • 登山用の薄いフリース(冬の寒さ対策、十分な暖かさがあって携帯も出来るもの)
  • 暖かいインナー(汗をかいても冷えない山用のもの・脱ぎ着出来るシャツ等も重ね着)
  • 靴下は余分に持って行く。メリノウールがおすすめ
  • 手袋帽子日焼け止めサングラスもあると良いです!

次の記事は、引き続き、富山での旅の紹介です。
春の新鮮な海の幸を食べ、絶景スポット、富山の新美術館を巡り、越中八尾のお祭りを見学します。

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