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上野公園の文化施設内にあるレストランやカフェの一覧!(子連れ・大人向け)【上野公園・谷根千】− その1
では、上野公園のランチ場所を中心に紹介をしましたが、今度は、上野公園を出て北へ、谷根千エリアを散策します。
谷根千の街は、多数のお寺を中心とした、静かな住宅街です。
住宅街の中には、古い建物がいくつか残っており、それらは、カフェやギャラリーと形を変えながら現存をしています。
いたって普通の日常風景が繰り広げられていますが、所々に、古い面影を探すことが出来るのが趣深いところです。
一日自転車で移動をするには、レンタサイクル
基本的には、歩いて散策するのがオススメですが、東京観光が目的で、広く行動をしたい場合は、レンタルサイクルも選択肢です。
谷中には、おしゃれ自転車を1日レンタルすることが出来るTokyobikeがあります。
元々は、商店でしょうか?こちらも、とても古い建物です。
上野公園から、北へ進む
東京国立博物館を右手に、東京都美術館を左手にして、東京芸大のある通りに出ます。
東京藝術大学の中には、「東京藝術大学 大学美術館」「geidai art plaza」と、一般の方も入ることのできる施設があります。
「geidai art plaza」は、少しわかりにくい場所にありますが、付属図書館の奥に存在します。
そこでは、学生や教職員の作品が販売をされているので、もし、目に付いたら、購入をすることもできます。
古い建物を改装した、カフェ、ギャラリーを巡る
そのまま通りを進むと、まず目につくのは、カヤバコーヒーです。町家を改装し、レトロな内装で人気の喫茶店となっています。
その向かいには、下町風俗資料館の付属の展示場「旧吉田屋酒店」があり、無料で、見学をすることができます。
少し歩くと、銭湯を改装したギャラリー「スカイザバスハウス」があります。
現代美術を中心とした展示がされており、一般の方でも、気軽に入って鑑賞をすることができます。
また、少し進んで、東側の路地の奥にもお店が見えます。
こちらには、古い民家を改装した「上野桜木あたり」があります。谷中ビアホールやカヤバベーカリー、国産の塩とオリーブオイルのお店「OshiOliveおしおりーぶ」などがあります。
この周辺には、「谷中ギャラリー haco」「K’s Green Gallery」「ギャラリー大久保」「日展新会館」「寺町美術館」などの、立ち寄ってみれるギャラリーや、展示施設がいくつかあるので、立ち寄ってみると良いと思います。
今度は少し北西の方に歩いていきます。
「岡倉天心旧居・旧前期日本美術院跡」がある、「岡倉天心記念公園」の向かいには、「HAGISO」というカフェ兼ギャラリースペースがあります。
HAGISO は、元は、築60年の木造アパートで、1階部分は、カフェとギャラリー、2階部分は、アーティストが宿泊出来るスペースになっています。
人気のあるお店のようで、マフィンが美味しそうに店頭に並んでいました。
また、東に進むと、朝倉彫塑館があります。
こちらは、芸術家 朝倉文夫氏のアトリエ兼住居で、彫塑塾としても使用されていたという建物です。改築が行われて、和風建築と洋風建築が混在しています。
緩やかなカーブを描いた角のない壁面を持つ、広いアトリエが印象的です。
氏が制作した彫塑の作品を中心に展示がされています。
また、屋上のテラスでは、上野、谷中の街を一望することができます。
朝倉彫塑館を出て、谷中銀座の方に進みます。
道中、「初音小路」という看板を掲げた小さな路地を見つけます。
この奥に迷い込むと、突然、ガラス張りのチョコレートのお店
「ショコラティエ イナムラショウゾウ」があります。
とてもわかりにくい場所ではあるのですが、わざわざ足を向けるお客さんが絶えない人気店のようです。
さらに、進んでいくと、谷中銀座です。こちらは多くの人が賑わっています。
夏場は行列の絶えない、かき氷屋さんの「ひみつ堂」もありました。
魚屋さんや、履物屋さん、総菜屋さんなど、古くからあるお店が軒を連ねています。
今回は、和栗スイーツの「和栗や」にて、和栗モンブランを目的に、立ち寄りましたが、大変人気であったようで、夕方にはもう、整理券切れでした。残念。