「おごせ散策きっぷ」でお得に越生梅林梅まつりへ!
池袋駅から電車でおよそ1時間くらいのところにある越生は
有名な梅の名所として知られています。
2019年2月16日(土)から3月21日(木)まで、越生梅林梅まつりが開催されています。
ここでは、梅を鑑賞するというだけではなく、
のどかな自然と里山の雰囲気を感じられる越生での、春を感じられるハイキングコースも一緒に紹介します。
長く歩くことが難しい方は、梅まつり会場までは、越生駅からのバスやタクシーを利用すると良いでしょう。
また、駐車場も用意されているので、車で来場することもできます。
川越特急の乗車券や、おごせ散策きっぷでお得に周遊(東武鉄道)
越生までのお得な切符が、東武鉄道から、発行されています。バスを使う方も、使わない方も、お得に利用できます。
おごせ散策きっぷ (東武鉄道)
有効期間は10日間。
東武線の乗車駅から越生駅までの割引乗車券と、バスのフリー乗車券または、越生の各施設で使用できるお買い物券がセットになっています。(越生町観光案内所「OTIC(オーティック)」、うめその梅の駅で使用できます。協賛店にて提示すると、割引を受けることができます。)(2019年2月時点)
また、東武鉄道では、2019年3月16日から、特急料金が不要で、池袋から川越まで、最速26分で乗車できる、「川越特急」の運行を始めます。
川越特急では、色鮮やかなラッピングの「池袋・川越アートトレイン」に乗車が出来ます。
平日に下り2本、上り3本が、土休日に下り2本、上り4本の運転となっているようです。事前に運転時刻に合わせれば、乗車ができるかもしれませんね。
「川越特急デビュー記念乗車券」も発売されています。こちらは、先着3000セット限定となっています。
越生梅林開花状況と越生梅林梅まつりのパンフレット(2019年)
越生町公式の案内は以下の場所から入手することができます。開花状況も事前にチェックして行って見ましょう。
駐車場や会場までのルート、イベント情報が記載されています。
越生駅から越生梅林梅まつり会場まで歩く
越生駅からは、まずは商店街を歩いて行きます。
正面右側にある建物が、越生町観光案内所「OTIC(オーティック)」です。ここで、観光マップを手にして、歩く道を確認することができます。
コンビニはありませんが、地元の商店がいくつか開いています。
ハイキングの途中でつまむことができる「一里飴」や、小梅、酒まんじゅうなどを、道すがら購入しておくことがオススメです。
ここから、東の方に向かい、まずは、「さくらの山公園」に向かいます。
静かな森の中を散策、さくらの山公園へハイキング
越生には、いくつかハイキングコースがあります。
また、サイクリングの人も多く見られ、いろいろな方法で楽しむことができます。
今回のメインは、ハイキングをしながら、梅まつりの会場に行くことなので、短い時間で、景色の良い高台へ向かうコースを選択しました。
越生町保健センターの左の道へ進むと、森の中を歩くことができる散策路があります。
森の中は、空気がとても澄んでいて、気分がリフレッシュされます。
斜面を登っていくと、高台の公園に到達しました。「さくらの山公園」です。
のどかな越生の里を見渡すことができます。
そして、さらに散策路を道なりに登っていくと、
急な階段と共に、越生の山に似つかわしく無い、大きな白い建造物が頂上に見えます。これはなんでしょう?
穴場スポット「世界無名戦士の墓」から関東平野を一望する。
階段を登って行きます。
段数が多く、とてもきつい階段です。地元の人と見られる方が、何人か、運動をしに登ってこられているようです。観光客はあまり見かけません。
白い建物の正面の入り口です。両脇の階段から、さらに建物の上に登ることができます。
建造物の上は、大きな白い壁が波打っている、不思議な白い空間となっています。青い空と映えます。
ここから、関東平野側の平坦な、眺望を望むことができました。さいたま新都心や、スカイツリーや都心のビル群まで見ることができます。
世界無名戦士之墓とは、戦後、埼玉県庁に安置されていた引き取り手のない戦争犠牲者の遺骨や、世界の英霊の位牌が安置されている霊園、霊廟であるのだそうです。
そのため、階段の途中途中には、石碑が置かれています。
世界無名戦士之墓からは、階段を下り、途中左にある散策路から、途中へ進みます。こちらには、整備がされている山道があります。(googleの地図には載っていません)
山道を下り終えると、「五大尊明王」と、「五大尊花木公園」があります。少し季節が進むと、今度はツツジの名所となるようです。
県道に到達したら、西へ向かいます。
道中、県道61号沿いの空き地に、トリケラトプスのような恐竜の置物と一緒に、古い郵便ポストが整然と並んでいる場所がありました。
これはなんでしょうか?不思議な風景です。
歩き疲れ、まずはお腹が空いてしまったので、道中のお店を探します。
この辺りには、飲食店、レストランはほどんど見かけません。
越生の手打ちうどん屋さんでランチ
手打ちうどん屋の「甚五郎」を発見しました。
今日はこちらで昼食とします。忙しく店員さんが切り盛りをしていました。
梅まつり会場からは少し離れていますが、それでも少し混雑していて、自転車乗りの方も多く立ち寄られているようでした。
創作うどんがとても美味しかったです。
道を戻り、越生梅林梅まつりエリアに向かいます。
越生梅林梅まつり会場に到着。
道を戻り、越生梅林梅まつり会場です。入園料300円を入り口にて支払います。
駐車場は、500円です。車は多く来られますが、整理員の方がキビキビと案内をしていました。
梅の花の中を、ミニSLが走っています。
歌謡ショーや、太鼓や獅子舞、様々なイベントが開かれています。
他にも、梅干しや、お味噌や地元の名産品、盆栽など、色々と購入をすることが出来ます。屋台も会場内にあったため、飲食もこちらも可能です。
帰りは、バスで駅に向かいます。越生梅林の停車場からも、乗ることはできますが、
待ち時間があったため、少し手前のバス停まで、歩いてみることにしました。
「うめその 梅の駅(「元・越生自然休養村センター)」でひと休みしてバスで駅に向かう
梅林エリアから、県道61号沿いを、さらに南へ歩いて行くと、「うめその 梅の駅」があります。
こちらで、バスの時間待ちを兼ねて、休憩をします。ゆずジュースと、地元で採れた花を購入しました。
近くにある、小杉のバス停から、越生駅に行くことができます。
以上、のどかな里山の風景を楽しみながら、徒歩中心でめぐる、越生 梅見散歩を紹介しました。