東京駅から、山手線ですぐの有楽町駅と、新橋駅は、東京を観光するのには、アクセスよく、便利な駅です。
有楽町駅の東側には、大人の商業街、銀座があり、
新橋駅の東側には、高層ビルが並ぶ、オフィス街の汐留があります。
両方とも、大人の街歩きが楽しめるエリアです。
今回は、「デザインに触れる街歩き」をテーマに、汐留から銀座までを歩いて巡ります。
アドミュージアム東京・
アドミュージアム東京ライブラリー
今回は、新橋駅から出発し、まずは、汐留エリアに向かいます。
ゆりかもめの汐留駅の南の方には、日本テレビがあります。
広告代理店の電通を始めオフィスビルが立ち並びます。
平日には多くのオフィスワーカーが集まりますが、休日は反対に人が少なくなる場所になります。
新橋駅の東側、汐留口を出て、地下通路をまっすぐ歩いていくと、「カレッタ汐留」があります。
その、カレッタ汐留のB2階に、日本で唯一の広告ミュージアムの 「アドミュージアム東京」があります。入場無料です。
ここでは、日本の広告を紹介した資料が揃っている他、広告をテーマにした様々な企画展が開催されています。
広告に興味がある人であれば、誰でも面白く見る事ができます。
大きな窓も開放的で、オープンで気軽に入っていけるスペースとなっています。
その隣にあるのは、「アドミュージアム東京ライブラリー(広告図書館)」です。
ライブラリーの資料は、館内で自由に閲覧ができます。
アドミュージアム東京
アドミュージアム東京ライブラリー
入場無料
開館日:火曜日ー土曜日
開館時間:午前11時~午後6時
また、カレッタ汐留内にある書店、Book+(ブックプラス)にも、こじんまりとしていますが、最新の広告関連の書店を中心に取り揃えら販売されています。
カレッタ汐留は、オフィスビルですが、多くのレストランが休日も営業しています。
46階、47階には、スカイレストランもあり、高層ビルに囲まれた湾岸エリアの眺望を楽しむことができます。
劇団四季劇場も同じビルにあるので、観劇と一緒に楽しむのも良いですね。
パナソニック汐留ミュージアム
カレッタ汐留の向かい側には、パナソニック 東京汐留ビルの4階には、「パナソニック汐留美術館(パナソニック汐留ミュージアム)」があります。(水曜日休館)(開館時間:午前10時~午後6時・入館は午後5時30分まで)
画家 ジョルジュ・ルオーのコレクションの展示が中心の美術館ですが、建築・住まい・デザインをテーマにした展覧会も行われています。
パナソニック リビング ショールーム と同じ建物です。
パナソニック汐留ミュージアム
休館日:水曜日(祝・祭日は開館)、展示替期間、年末年始、夏季休業期間
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
その向かいの建物は、「汐留シティセンタービル」です。
こちらも、オフィスビルですが、高層階はスカイレストランとなっています。
ランチブッフェ、女子会など、休日利用しやすいお店がたくさんありますね。
旧新橋停車場 鉄道歴史展示室
汐留の高層ビルの間に、突然、古い建造物を発見!
「旧新橋停車場 鉄道歴史展示室」です。
開業当初の「新橋停車場」の駅舎を同じ場所に復元した、入場無料の鉄道歴史資料館です。
明治時代初期に設計された西洋建築の駅舎を見学することができます。
旧新橋停車場 鉄道歴史展示室
入場無料
休館日:毎週月曜日(ただし、祝祭日の場合は開館、翌火曜日が休館) 年末年始(12月29日~1月3日)、展示替え期間中、設備点検時
開館時間:午前10時~午後5時(入館は閉館15分前まで)
ここから、歩道橋を渡り、昭和通りを超えると、銀座エリアとなります。
歩いても銀座に向かうことができますが、今回は、わかりやすいように、山手線に一駅乗車し、次は、有楽町駅から向かいます。
tagboat(タグボートギャラリー)
有楽町駅中央口からの目の前にあるのが、阪急メンズ東京、有楽町丸井、ルミネ有楽町、東京交通会館などの商業ビルです。
2019年3月にの7階に、「タグボートギャラリー」があります。元は人形町にあったギャラリーが、この阪急メンズ東京に移転しました。
阪急メンズ東京には、洗練されたデザインの男物のファッションや小物、インテリアが集まっています。
おしゃれなインテリアとしても、一品購入できる小さなアート作品を中心に展示されています。
作品の価格も、数万円から十数万円と、サラリーマンにも手に届くような設定となっています。
tagboat(タグボートギャラリー)
入場無料
年中無休
開館時間:午前11時~午後8時
松屋銀座7階 デザインコレクション
そのまま、数寄屋橋の先へ歩いていくと、銀座4丁目交差点に到着します。
交差点手前左に和光ビル、右手に三越、その奥の方に松屋銀座があります。
松屋銀座の7階には、「デザインコレクション」という展示スペースがあり、
古くからあるセレクトショップとなっています。
2011年のリニューアルには、プロダクトデザイナーの、深澤直人氏が全体構想を担当したことを始め、イメージポスターや、売場内のグラフィック表記、照明計画などに、一流デザイナーが関わっています。
選び抜かれたデザインの製品を実際に間近に見て購入することができます。
松屋銀座7階 デザインコレクション
営業日:不定休
営業時間:午前10時~午後8時(松屋銀座に準ずる)
世界一の朝食・billsでランチ
ここで一休み。オシャレな空間でのランチができる場所を紹介します。
世界一の朝食を提供すると言われている、「bills」です。
松屋銀座の脇の銀座マロニエ通り沿いにあります。隣は、シャネルやブルガリのビルと、とても好立地です。
インテリアにも、小物の造形にもこだわっているお店です。
リコッタチーズを使用した美味しいパンケーキで有名です。
今回は、予約せずに向かったので、30分待ちでした。観光客も多いです。
予約が必要な、ハイティーセットコースをオーダーしている人も多かったです。
bills 銀座
営業時間:午前8時30分~午後11時
ggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)
続いては、銀座にある3つのデザインギャラリーを巡ります。
まとめて巡るのに、便利な位に近接しているので、デザイナーの聖地とも言われています。
いずれも、一般の方でも気軽に立ち寄り、無料で鑑賞することができます。
その一つめ、「ggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)」は、大日本印刷が運営するグラフィックデザイン専門ギャラリーです。
銀座六丁目交差点から、少し路地に入った場所にあります。
国内外のデザイナーの厳選されたグラフィック作品を見ることができます。
2Fのギャラリースペースには、デザイン書籍も多く揃っています。
ggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)
入場無料
休館日:日曜・祝日
開館時間:午前11時~午後7時
Gardian Garden (ガーディアン・ガーデン)
「Gardian Garden」は、リクルートの運営するギャラリーです。
グラフィックデザインやイラストレーション、写真などの展示が行われています。
ここでは、公募展により選ばれた作家の展示が度々行われています。
学生や、これからの活動を模索しようとする、若手のアーティスト・デザイナーの作品を中心に鑑賞をすることができます。
ギンザ・グラフィック・ギャラリーから、さらに新橋側に歩き、外堀通りの向こうにある、ヒューリック銀座7丁目ビルのB1Fにあります。
洋菓子のお店「ウエスト」の隣にある入り口の階段には、看板が出ています。
Gardian Garden
入場無料
休館日:日曜・祝日
開館時間:午前11時~午後7時 ※展覧会によって開館時間や休館日が変更になる場合あり。
Creation Gallery G8 (クリエーションギャラリーG8)
「Creation Gallery G8」は、ガーディアン・ガーデンと同様、リクルートの運営です。
こちらは、第一線で活躍する作家のデザイン作品が展示されているギャラリーです。
デザインを通じた、豊かな生活の提案や、出会いをつくる場所としての社会貢献活動の一環としてこのようなギャラリーが運営をされています。
ガーディアン・ガーデンから、さらに、 外堀通りを新橋駅方面に歩き、リクルートGINZA8ビルの1Fにあります。
Creation Gallery G8
入場無料
休館日:日曜・祝日
開館時間:午前11時~午後7時 ※展覧会によって開館時間や休館日が変更になる場合あり。
GINZA SIX (ギンザシックス)
最後には、洗練された世界の最先端のデザインに出会うことが出来る商業施設に向かいます。
その名の通り、銀座6丁目にあり、とても目立つビルです。
GINZA SIX には、国内外に発信力のあるブランドが集まっています。歩くだけで、インスピレーションの生まれるような施設です。
オトナプラザ、中川政七商店、コンランショップなど、雑貨やインテリアのお店も多く、気軽にも立ち寄ることができます。
様々なジャンルの書籍が並ぶ蔦屋書店もあります。
1階には、「ツーリストサービスセンター (TERMINAL GINZA)」があり、
授乳室・ベビー休憩室や、宅配便、手荷物預かりサービスもあるので、銀座観光の拠点としても便利な施設ですね。
GINZA SIX (ギンザシックス)
不定休
開館時間:午前10時~午後8時30分
(レストランは午前11時~午後11時)
汐留・銀座は、歌舞伎座や、劇場などもあり、ラグジュアリーな大人が楽しむ街というイメージが大きいですが、
様々なデザインにも触れることができる、インスピレーションあふれる街でもあります。
無料で入る事ができる施設もたくさんあるので、観光や、デートの合間にも、立ち寄って見るのもおすすめです。